2010年 1月 | 平成二十二年 庚寅 一月 睦月 | |
←前頁 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 |
1月10日(日)
天野喜孝 来場展 - YOSHITAKA AMANO Coming Exhibition -
|
版画の技法
版画の技法 Technique of print シルクスクリーン Screenprinting 版材に絹が使われたのが語源。 図柄を切り抜いた紙やフィルムに、目の粗い薄絹のスクリーンを貼りあわせる。 これによってインクの通る部分と通らない部分が区分されるので、 あとはそれを版として紙のうえに乗せ、適量のインクをヘラ(スキージー)で伸ばしてゆく。 原理的にはステンシルと同じ。 ただし、この方法では精緻な図柄は作れない。 そこで通常は、あらかじめ溶剤を一様に塗布されたスクリーンから、図柄となる部分を熱や薬液で溶して「孔」をつくる。 版の「孔」の部分を通過したインクが図柄となるので、版画・印刷技法のなかでは孔版に分類される。 (ステンシル、昔、学校などで藁半紙に印刷していたガリ版印刷なども孔版の一種)。 現在は、絹布ではなくインクの通りが良いように開発されたテトロン(ポリエステル)の糸で織られた布を使う場合が多く、 工業印刷では金属製のメッシュを使用することも。そのため、印刷業界では単にスクリーン印刷と呼ぶことも増えてきた。 特徴は、安価、曲面印刷が可能、多色印刷が容易、写真のネガから容易に版を作成できる、図像が反転しない、など。 ← BACK ← PAGETOP 版画の技法 Technique of print リトグラフ Lithograph 平版画。水と油の反発作用を利用した版種で、製作過程は大きく「描画」「製版」「刷り」の3行程にわかれる。 ほかの孔版画、凹版画、凸版画などに比べると複雑で時間も多く要するが、 クレヨンの独特のテクスチャや、強い線、きめ細かい線、筆の効果、インクの飛ばした効果など、 描写したものをそのまま紙に刷ることができ、多色刷りも可能で、版を重ねるにつれて艶を有した独特の質感が出てくる。 19世紀頃、ヨーロッパで偶然から原理が発見され、以降ロートレックなどの画家が斬新で芸術性の高いポスターをこの方法で描いた。 巨大な石(石灰岩)に描いていたため石版画(石版印刷術、リトグラフィ)とも呼ばれるが、近年は、扱いやすいアルミ板を使うことが多い。 ← BACK ← PAGETOP ブルーレイディスク Blu-ray Disc(BD) 「Blu-ray Disc Association」で策定した青紫色半導体レーザーを使用する新世代光ディスク規格 CD・DVDと共通の大きさ(直径12cm、厚さ1.2mm) 従来からのCDやDVDをBDドライブで取り扱うことは可能だが、逆は不可能 DVDの5倍以上の記録容量(1層25GB、2層式ディスクの場合は50GB)を実現 1層のディスク(25GB)で地上デジタル放送(1440×1080i、16.8Mbps)クラスなら3時間強を収録可能 BSデジタル放送(1920×1080i、24Mbps)クラスで2時間強のハイビジョン映像を収録可能 ← BACK ← PAGETOP |