辞 典  四字熟語 

 辞 典  四字熟語   さ
才・色・兼・備<サイショクケンビ>女性が優れた才能と、そして美しい顔立ちと、両方ともに恵まれていること。
才・子・多・病<サイシタビョウ>才能のある人物は、とかく体が弱く、病弱なものであるということ。
三・寒・四・温<サンカンシオン>冬季、寒い日が三日続くと、その後四日ほどは暖かい日が続き、これが繰り返される気象現象のこと。
山・紫・水・明<サンシスイメイ>山水(自然)の景色が清らかで美しいこと。日の光に照り映えて山は紫に流れる川は清らかに澄んで見えること。
才・気・煥・発<サイキカンパツ>頭の働きが速く優れていること。才能が光り輝き目立つこと。才気が盛んに外に現れる様子。
才・子・佳・人<サイシカジン>才能のある男と美女。好一対の取り合わせの男女にいう。
三・拝・九・拝<サンパイキュウハイ>何度も頭を下げて人に敬意を表したり、物事を頼んだりすること。
三・位・一・体<サンミイッタイ>別々の三つのものがしっかりと結びつくこと。三者が心を合わせること。
採・菓・汲・水<サイカキッスイ>仏に供えるために木の実を採り、花を摘み水を汲むこと。仏道修行のたとえ。
山・高・水・長<サンコウスイチョウ>不朽の功績・名誉を、山がいつまでも高くそびえ、川が永久に流れ続けることにたとえた語。
斬・新・奇・抜<ザンシンキバツ>極めて新しく、ふつうの人が思い付かないようなこと。思いもよらないこと。
三・顧・之・礼<サンコノレイ>目上の人が、ある人に仕事を引き受けて欲しいと礼を厚くして頼む意。
採・長・補・短<サイチョウホタン>人の長所を取り入れ、自分の短所を補うこと。人のふり見て我がふり直せ。
採・菓・汲・水<サイカキッスイ>仏に供えるために、木の実を採り、花を摘み、水を汲むこと〜仏道修行。
載・舟・覆・舟<サイシュウフクシュウ>君主は人民によって立ち、また、人民によって滅ぶ。人は味方にも敵にもなる。
削・足・適・履<サクソクテキリ>靴に合わせるために自分の足を削るように、事の本末を誤ること。履は、「くつ」。
 辞 典  四字熟語   し
自・画・自・賛<ジガジサン>自分の描いた絵に自分で賛(絵画に書き加える詩や文)をすることから、自分で自分のしたことを褒めること。
色・即・是・空<シキソクゼクウ>万物はいろいろの形を備えているが、すべては現象であって、永劫不変の実体などというものはなく、本質は空である。
自・縄・自・縛<ジジョウジバク>自分の縄で自分を縛ること。自分自身の心がけや行動によって、動きがとれなくなり、苦しむことのたとえ。
自・然・淘・汰<シゼントウタ>生物は周囲の状態に適したもののみが生存して子孫を残し、そうでないものは子孫を残さずに滅びるということ。適切なものだけが自然に選択されること。
四・苦・八・苦<シクハック>非常な苦しみ。さんざん悩み、苦労すること。
自・業・自・得<ジゴウジトク>自分がなした悪事のために、自分の身にその報いを受けること。自分がしたことの報いは、必ず自分自身が受けるという教え。
獅・子・奮・迅<シシフンジン>獅子が奮い立って激しく進む意から、物事に対処する際の意気込み、勢いがすさまじく強いことのたとえ。
時・代・錯・誤<ジダイサクゴ>時代おくれ。時代の流れに合わない物事の考え方。特に時代に遅れた古い考えや行動を言う。
七・転・八・倒<シチテンバットウ>何度も何度も倒れるように、苦痛のために激しく苦しみ悶えるさま。
質・実・剛・健<シツジツゴウケン>飾り気がなく真面目であり、かつ心身ともに健康で強くたくましい様子。
叱・咤・激・励<シッタゲキレイ>激しく強い言葉や大声で人を励まして奮い立たせること。
四・分・五・裂<シブンゴレツ>ちりぢりばらばらに分裂して秩序・統一を失い、乱れている様子。
自・暴・自・棄<ジボウジキ>やけになって理性をなくし、自分で自分の身を持ちくずすこと。やけのやんぱち。
四・面・楚・歌<シメンソカ>助けがなく、周囲が敵や反対者ばかりであること。
杓・子・定・規<シャクシジョウギ>すべてに一つの基準や感覚を当てはめて判断・処理しようとする応用や融通の利かないやり方。態度。
弱・肉・強・食<ジャクニクキョウショク>弱いものは強いものに征服される。弱者の犠牲の上に強者が栄える。
縦・横・無・尽<ジュウオウムジン>自由自在でとらわれのないさま。勝手気ままにふるまうようす。
自・由・自・在<ジユウジザイ>何事も心のままにできること。また、思う存分に振る舞うようす。
周・章・狼・狽<シュウショウロウバイ>うろたえ、あわてるの意。
衆・人・環・視<シュウジンカンシ>大勢の人々が周囲を取り巻いて見ていること。
主・客・転・倒<シュカクテントウ>主人と客が入れ替わったように、本来の立場・順序・軽重などが逆転すること。
熟・慮・断・行<ジュクリョダンコウ>十分に時間をかけて考えた上で、思い切って実行すること。
出・処・進・退<シュッショシンタイ>今の役職・地位にとどまるか、それをやめて退くか、という身の処し方をいう。
首・尾・一・貫<シュビイッカン>方針や態度などが初めから終わりまで変わりなく同じであること。筋が通っていること。
順・風・満・帆<ジュンプウマンパン>追い風に帆をいっぱいにふくらませているように、物事が快調に進むようす。
上・意・下・達<ジョウイカタツ>上の者の意志や命令が下の者に伝わること。
盛・者・必・衰<ジョウシャヒッスイ>この世では盛大に栄えている者も、ついには必ず衰える。仏教の人生観でこの世の無常を表す語。
正・真・正・銘<ショウシンショウメイ>まったくうそ偽りのないこと。まちがいなく本物であること。
小・心・翼・翼<ショウシンヨクヨク>気が小さくてびくびくしているさま。
枝・葉・末・節<シヨウマッセツ>本質から外れた些細な部分、主要でない物事のたとえ。
諸・行・無・常<ショギョウムジョウ>この世のいっさいの現象は常に変化・消滅して絶えない形容。
初・志・貫・徹<ショシカンテツ>初めに思い立った願望や志をくじけずに最後まで貫き通すこと。
諸・説・紛・紛<ショセツフンプン>いろいろな学説や意見が入り乱れて定まらないようす。皆が自分の説を正しいと主張しているようす。
支・離・滅・裂<シリメツレツ>統一なくちりぢりばらばらな状態。まとまりがなくめちゃめちゃ。
思・慮・分・別<シリョフンベツ>いろいろと心を働かせて深く考え、識別し判断を下すこと。また、そういう能力。
心・機・一・転<シンキイッテン>あることをきっかけとして、気持ちがすっかり変わること。またそのようにさせること。良い方向、明るい気持ち、積極的な気分に変化させる時に使う。
深・山・幽・谷<シンザンユウコク>遠く人里を離れた奥深い山々や、深くひっそりとした谷間。人が足を踏み入れていない静かな自然をいう語。
神・出・鬼・没<シンシュツキボツ>非常にすばやく現れたり見えなくなったりすること。不意に出没して居所のわからないこと。
針・小・棒・大<シンショウボウダイ>針ほどの小さなものについて棒のように大きく言う。物事をおおげさに言うこと。
新・進・気・鋭<シンシンキエイ>ある分野において新しく登場して認められ、意気込みや才能が鋭いこと。
人・跡・未・踏<ジンセキミトウ>今までに人が足を踏み入れたことがないこと。人の通ったことが全くないこと。
迅・速・果・断<ジンソクカダン>物事をすばやく決断し、実行すること。思いきりがよく決行にすばやい。
深・謀・遠・慮<シンボウエンリョ>将来のことまでよく考え、計画をたてること。また、そのようなはかりごと。
森・羅・万・象<シンラバンショウ>天地の間に存在するすべての事物・現象。
慈・烏・反・哺<ジウハンポ>父母が年老いた後、その子が父母を養って恩に報いること。
四・海・兄・弟<シカイケイテイ>世界中の人々は、すべて兄弟のように仲良く親しく交際・交流すべきだということ。
士・魂・商・才<シコンショウサイ>武士の精神と商人の才能を兼ね備えていること。実業家のモラルとして言われる語。
屍・山・血・河<シザンケツガ>死体が山のように積み重なり、血が河のように流れること。激しい戦闘のたとえ。
七・転・八・起<シチテンハッキ>何度倒されても、その度に屈せず起き上がること。「七転び八起き」が四字熟語に転じたもの。
四・通・八・達<シツウハッタツ>往来の激しい賑やかな所をさす。いろいろな方面に道が通じていること。
実・事・求・是<ジツジキュウゼ>事実に基づいて、物事の真相・真理を求めたずねる。清朝の学風。
七・珍・万・宝<シッチンマンポウ>様々な種類の宝物のこと
疾・風・迅・雷<シップウジンライ>非常にはやい風と激しい雷。行動がすばやく激しいこと。
洒・洒・落・落<シャシャラクラク>性格や態度、言動などがさっぱりしていて、こだわりのない様子。
秀・外・恵・中<シュウガイケイチュウ>外見が立派で頭脳も優秀である。容貌がよくて頭がよい。
衆・議・一・決<シュウギイッケツ>おおぜいの議論、相談の結果、意見が一致し結論が出ること。
羞・月・閉・花<シュウゲツヘイカ>美しい容姿に対して月もはじらい、花も閉じてしまう意。容姿の美しい女性を形容する語。
修・身・斉・家<シュウシンセイカ>身の行いを正し、円満な家庭を築いてこそ仕事に打ち込める意。
秋・霜・烈・日<シュウソウレツジツ>草木を枯らすほど激しく厳しいもの。刑罰・意志・権威などがきわめてきびしく強いことのたとえ。
縦・塗・横・抹<ジュウトオウマツ>縦横に書いたり消したりすること。書きなぐること。
秋・風・索・莫<シュウフウサクバク>夏が過ぎて秋風が吹くと自然界が衰えを見せ、ものさみしい光景に様変わりすること。盛んだったものが衰えてものさみしくなるさま。
樹・下・石・上<ジュカセキジョウ>野山や道端に寝泊まりすることのたとえ。
熟・読・玩・味<ジュクドクガンミ>詩文や物事の意味・道理などをよく考え味わうこと。文章をていねいに読み、意味、内容を深く味わうこと。
首・鼠・両・端<シュソリョウタン>どっちつかず。形勢をうかがっているあいまいな態度のたとえ。日和見。
出・藍・之・誉<シュツランノホマレ>教えを受けた弟子が先生よりもすぐれた人になるたとえ。青色の染料は藍という草の葉から取ったものだが、もとの藍の葉よりも美しい色をしていることから。
酒・嚢・飯・袋<シュノウハンタイ>大酒を飲み、飯を腹一杯食うだけで何の役にも立たない人のことをあざけって言う。
純・一・無・雑<ジュンイツムザツ>不純なものや混じりけのまったくないこと。人物がいちずでうそや邪念のまったくないようす。
春・風・駘・蕩<シュンプウタイトウ>何事もなく平穏なことや、人の態度や性格がのんびりとしていて温和なことをさす。のどかに吹く春風。
淳・風・美・俗<ジュンプウビゾク>厚くて素直な人情と、好ましい風俗・習慣。
城・狐・社・鼠<ジョウコシャソ>身を安全な所に置いて悪事を働くもののたとえ。特に君主の傍らにいる悪臣をたとえる。
常・住・不・断<ジョウジュウフダン>常に続いて絶えないこと。ずっと続いていること。
生・生・世・世<ショウジョウセゼ>生まれかわり、死にかわりして経験する世。永遠をいう。
神・機・妙・算<シンキミョウサン>神が行うような絶妙のはかりごと。常人には思い付かないすぐれたはかりごと。
参・差・錯・落<シンシサクラク>ものが一様でなく、様々なものが入り混じっていること。
尋・常・一・様<ジンジョウイチヨウ>普通で他と変わりないこと。ごくあたりまえであるさま。
信・賞・必・罰<シンショウヒツバツ>功の有った者には必ず賞を与え、罪を犯した者には必ず罰を与える。賞罰を厳格に行うこと。
身・体・髪・膚<シンタイハップ>からだ全体、髪の毛や皮膚に至るまでのこと。
進・退・両・難<シンタイリョウナン>進むも退くも両方ともに困難なこと。ニッチもサッチもいかないこと。
人・面・獣・心<ジンメンジュウシン>人の顔をしていながら心は獣同然であること。人情のない無慈悲な者をいう。
自・家・薬・籠<ジカヤクロウ>自分の薬箱の中の薬のように、いつでも役立てられるもの。転じて、自分の側に手なずけた人物をいう。
只・管・打・座<シカンダザ>禅宗で、ただひたすらに座禅することをいう。
志・操・堅・固<シソウケンゴ>物事をしようという意志が固いこと。環境などに左右されず、志を守って変えないこと。
寂・滅・為・楽<ジャクメツイラク>生死を超越し、煩悩から解放されて初めて、真の安楽が得られるということ
 辞 典  四字熟語   す
酔・生・夢・死<スイセイムシ>酒に酔い、夢の中にいるような気持ちで、うかうかと一生を送ること。つまり、一生を何もせずに無為に過ごすこと。
水・魚・之・交<スイギョノマジワリ>非常に仲がよい、信頼できる交際。水と魚のように離れることができない親密な間柄。
寸・進・尺・退<スンシンシャクタイ>わずかに進んで大きく退くこと。得るものは少なく、失うものが多いことのたとえ。
酔・眼・朦・朧<スイガンモウロウ>酒に酔ったために目の焦点が定まらず、ものがはっきり見えないさま。酔ってぼんやりした様子をいう。
酔・生・夢・死<スイセイムシ>酒に酔い、夢を見て一生を終えること。有意義なことは何もせず無駄に一生を過ごすこと。
翠・帳・紅・閨<スイチョウコウケイ>翡翠(かわせみ)の羽で飾った帳(とばり)と紅色の寝室。美しく飾った貴婦人の寝室のこと。
水・天・髣・髴<スイテンホウフツ>遠い沖の水面と空とがひとつづきになって、水平線の見分けがつきにくいこと。
酔・歩・蹣・跚<スイホマンサン>酔ってふらふら歩くこと。酔った足取りのおぼつかない様子。
寸・善・尺・魔<スンゼンシャクマ>一寸の善と一尺の魔。世の中には善いことが少なく、悪いことが多いことのたとえ。また、よい物事はとかく妨げが多く成就しがたいこと。「好事、魔多し。」
随・喜・渇・仰<ズイキカツゴウ>喜んで仏に帰依し、深く信仰すること。
酔・眼・朦・朧<スイガンモウロウ>酒に酔って目も意識もぼんやりし、はっきりしないさま。
炊・臼・之・夢<スイキュウノユメ>妻に先立たれるたとえ。また、妻の死を知らせる夢。
随・処・作・主<ズイショサクシュ>どんな仕事につくにせよ、その主人公になった気持ちで勉励すれば必ず道が開けて正しい成果が得られよう、という教え。
 辞 典  四字熟語   せ
晴・耕・雨・読<セイコウウドク>晴れた日には外に出て田畑を耕し、雨の日には家の中で読書をするというように、思いのままのんびりと生活するということ。
生・殺・与・奪<セイサツヨダツ>生かすも殺すも、与えるも奪うも思いのままであること。他のものを自由自在に支配することのたとえ。
青・天・白・日<セイテンハクジツ>心の中が明白で、少しも隠しごとや疑われることがない状態。うたがいや無実の罪がはれること。
千・載・一・遇<センザイイチグウ>千年の間に一回しか会えない。めったにめぐり会えないよい機会。
正・正・堂・堂<セイセイドウドウ>態度や方法が正しくて立派なさま。陣営などの勢いが盛んなさま。
生・生・流・転<セイセイルテン>万物が永遠に生死の間を巡ること。万物が絶えず変化し移り変わってゆくこと。
勢・力・伯・仲<セイリョクハクチュウ>両者の力が優劣をつけにくいほど接近していること。
清・廉・潔・白<セイレンケッパク>心や行いが清く正しく、私欲・不正など、うしろ暗いところがまったくないこと。
是・是・非・非<ゼゼヒヒ>良いことはよいこと、悪いことはわるいことと、公正無私に判断すること。道理によって正しく判断する態度をいう。
切・磋・琢・磨<セッサタクマ>友人や同僚がお互いに励まし合って、学問・技芸・徳行などを鍛練する意。
絶・体・絶・命<ゼッタイゼツメイ>逃れようのない、非常に困難な場面・立場に追い詰められること。進退極まった状態。
千・客・万・来<センキャクバンライ>多くの客が入れ代わり立ち代わり入って来ること。
千・古・不・易<センコフエキ>ずっと、永遠に変わらないこと。
前・後・不・覚<ゼンゴフカク>前後の区別もつかなくなるほど正体がなくなること。全然覚えがなくなる。
千・差・万・別<センサバンベツ>物事の種類や様子にさまざまな差異があること。そのさま。
千・思・万・考<センシバンコウ>さまざまに思い巡らすこと。あれこれ思い、考えること。〜その考え。
全・身・全・霊<ゼンシンゼンレイ>心身の力のすべて。体力と精神力のすべて。
千・辛・万・苦<センシンバンク>さまざまの苦労を重ねること。
前・人・未・踏<ゼンジンミトウ>今までに誰も足を踏み入れたことがないこと。誰も到達していない。
前・代・未・聞<ゼンダイミンモン>今まで聞いたことがないような。空前。
前・途・多・難<ゼントタナン>これから行く先に、多くの困難が待ち構えていること。
前・途・洋・洋<ゼントヨウヨウ>将来が希望に満ちていること。前途が豊かで盛んな予感の持てること。
千・変・万・化<センペンバンカ>いろいろさまざまに変わること。変化がきわまりないこと。
清・風・明・月<セイフウメイゲツ>すがすがしい夜風と明るい月。美しい自然や風雅な遊びなどの形容。
世・道・人・心<セドウジンシン>世の中の道徳と世間の人の心。
千・軍・万・馬<セングンマンバ>たくさんの兵士や軍馬。多くの戦争を体験し戦歴が豊かであること。経験豊富でしたたか。
千・言・万・語<センゲンバンゴ>いろいろ言葉を尽くして言うこと。長たらしい言葉。
千・姿・万・態<センシバンタイ>姿かたちやありさまが、種々さまざまであること。
浅・酌・低・唱<センシャクテイショウ>ほろ酔い気分で軽く歌を歌って楽しむこと。また、そのような小酒宴。
千・秋・万・歳<センシュウバンゼイ>千年・万年の長生きを祝っていう語。長命を祝していう言葉。
千・辛・万・苦<センシンバンク>さまざまの苦労を重ねること。
前・途・遼・遠<ゼントリョウエン>行く先の道がはるかに遠い。望みがすぐには達せられない。
千・篇・一・律<センペンイチリツ>どれもこれも変わりばえがなく、面白みがないこと。みな同じ調子。
千・万・無・量<センマンムリョウ>数が多くて数えきれないこと。計り知れないこと。
先・憂・後・楽<センユウコウラク>優れた為政者は心配事については世の人がまだ気付かないうちからそれを心にとめていろいろ処置をし、楽しみは世の人の楽しむのを見届けたあとに楽しむ。政治家の心がけを表した語。
千・里・同・風<センリドウフウ>千里の遠くまで同じ風が吹く。天下が統一されて平和な状態。遠方まで風俗が同じである。
浅・学・非・才<センガクヒサイ>浅い学識と、乏しい才能。------(浅知短才)
晴・好・雨・奇<セイコウウキ>山水の景色が、晴れの日に素晴しいだけでなく、雨の日にも珍しい味わいを呈すること。晴れても雨でも景観が良いこと。
西・施・捧・心<セイシホウシン>むやみに人の真似をして、笑い者になるたとえ。
精・励・恪・勤<セイレイカッキン>仕事に力を尽くし、怠らないこと。精力を傾注して励むようす。
 辞 典  四字熟語   そ
率・先・垂・範<ソッセンスイハン>自分がすすんで手本を示す。模範を見せること
即・決・即・断<ソッケツソクダン>時機・チャンスを逃さず、即座に決断を下すこと。
粗・衣・粗・食<ソイソショク>粗末な食事と粗末な衣服。簡素な暮らし。
則・天・去・私<ソクテンキョシ>自己本位の考えを捨てて、自然の中において物事を見極めようとする姿勢。
漱・石・枕・流<ソウセキチンリュウ>自分の言ったことの誤りを指摘されても直そうとしないこと。また、負け惜しみをしてひどいこじつけをするような偏屈な態度。
喪・家・之・犬<ソウカノイヌ>誰からもかまってもらえない喪中の家の犬。喪中で餌をもらえずすっかり痩せ衰えた飼い犬。
宋・襄・之・仁<ソウジョウノジン>無益の情け。無用の仁義をしてかえってひどい目にあうこと。
速・戦・即・決<ソクセンソッケツ>一気に勝敗を決してしまうこと。
相・即・不・離<ソウソクフリ>互いに関係しあっており、切り離すことができないさま。密接な関係をいう。
率・先・躬・行<ソッセンキュウコウ>人より先に自分からすすんで実行すること。
滄・桑・之・変<ソウソウノヘン>桑畑が海となり、海が干上がり桑畑になるような移り変わりの激しさをいう。
造・次・顛・沛<ゾウジテンパイ>瞬時も怠りなく努めるさま。また、危急の場合や、あわただしい場合のこと。
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