辞 典  四字熟語 

 辞 典  四字熟語   ら
頼・芸・求・食<ライゲイキュウショク>芸を売って生活する。芸が身を助ける。また、官位や禄に未練があってなかなかやめようとしない。
乱・暴・狼・藉<ランボウロウゼキ>荒々しい振る舞いをしたり、道理にはずれた無法な行いをすること。
洛・陽・紙・価<ラクヨウノシカ>著書が世の人々に賞賛され、盛んに売れて読まれることをいう。
落・花・流・水<ラッカリュウスイ>衰退という意味も。また、男女が相互に慕いあうことの意味も。
落・花・狼・藉<ラッカロウゼキ>花が散り乱れているようす。そこから転じて物が入り乱れて散らかっているさまをいう。
乱・臣・賊・子<ランシンゾクシ>国を乱す悪臣と親に害を与える子供。不忠不孝の者をいう。
卵・翼・之・恩<ランヨクノオン>幼少から育てあげられた親の恩。父母が大事に子供を育てる恩をいう。
落・地・成・根<ラクチセイコン>植物の種子が地に落ちて、やがて根を張る。そして花が咲き、葉が繁り、また落葉となって根に帰る
 辞 典  四字熟語   り
竜・頭・蛇・尾<リュウトウダビ>最初は竜のように立派だが、終りになるに従い蛇の尾のように尻すぼみになること。すなわち、始めは盛んであるが、終りが振るわないこと。
離・合・集・散<リゴウシュウサン>離れたり、合わさったり、別れたり集まったりすること。
流・言・飛・語<リュウゲンヒゴ>誰いうともなく伝わる、根拠のない、いいかげんな噂。根も葉もないデマ。
粒・粒・辛・苦<リュウリュウシンク>こつこつと努力、苦労を重ねること。
利・害・得・失<リガイトクシツ>利益と損害。〜つまり儲けと損。
力・戦・奮・闘<リキセンフントウ>力を出し尽くして闘うこと。一所懸命努力すること。
立・身・出・世<リッシンシュッセ>社会的に認められて、世間に名を知られるようになること。
臨・機・応・変<リンキオウヘン>時と場合によって柔軟にうまく適切な処置をすること。
理・路・整・然<リロセイゼン>話や議論などのすじみちがよく整っているようす。
柳・暗・花・明<リュウアンカメイ>柳が薄暗く茂り、花が明るく咲く、春の美しい景色。転じて、行き詰まったかと思った途端、新しい展開がひらけることにもたとえる。 「遊里」をいうこともある。
理・非・曲・直<リヒキョクチョク>道理に合ったことと、合わないこと。間違ったことと、正しいこと。
柳・巷・花・街<リュウコウカガイ>昔、〜柳が植えられ、花も咲いて風情のあった遊里、色町のこと。
流・連・荒・亡<リュウレンコウボウ>遊びにふけって家に帰らなかったり、飲酒などの遊興で、結果、国を滅ぼす意。
綾・羅・錦・繍<リョウラキンシュウ>美しい衣服、また、目もあやに美しいものを表現する時に使う言葉。
 辞 典  四字熟語   る
累・卵・之・危<ルイランノキ>卵を積み重ねたように崩れやすく、きわめて不安定で危険な状態にあること。
縷・縷・綿・綿<ルルメンメン>話が長くこまごまと続くようす。
類・比・推・理<ルイヒスイリ>物事の間に見られる類似点を比較したりして、相互関係や共通点を推測すること。
流・転・輪・廻<ルテンリンネ>仏教で衆生の魂が車輪のように回転して巡り、生きかわり、死にかわりするという考え。
 辞 典  四字熟語   れ
冷・吟・閑・酔<レイギンカンスイ>さりげなく詩を口ずさみ、のんびりと酔う、という自由で気楽な暮らし。(白楽天)
礼・楽・刑・政<レイガクケイセイ>礼儀、音楽、刑罰、政令。いずれも国の秩序を維持する基本となるもの。
礼・煩・則・乱<レイハンソクラン>礼儀も度を越えて強制すると束縛と受けとられて、人心が離れてしまう。
令・狸・執・鼠<レイリシツソ>その人の長所・特技を生かして使うたとえ。「狸(野猫)に令して鼠を執らしむ」
冷・暖・自・知<レイダンジチ>水の冷たいか、暖かいかはそれを飲む人が知る。自分のことは他人にとやかくいわれなくても自分で判断することをいう。
冷・眼・傍・観<レイガンボウカン>冷静な態度で推移を見守る、〜冷ややかな眼付きで傍観すること。
礼・勝・則・離<レイショウソクリ>礼儀も度をこえて強制すると、束縛として感じられ人心が離れてしまう。
令・聞・令・望<レイブンレイボウ>すぐれた令名と、立派な声望。令はすぐれて、立派、よい、という意。
 辞 典  四字熟語   ろ
老・少・不・定<ロウショウフジョウ>老人も少年もいつ死ぬかわからないこと。死期は予知できず、人の命のはかなく寿命の定めがたいたとえ。
六・根・清・浄<ロッコンショウジョウ>眼、耳、鼻、舌、身、意の六根からくる、すべての迷いから抜け出て清浄になること。
論・功・行・賞<ロンコウコウショウ>功績をあげたものに、それにふさわしく〜相応した賞を与えること。
老・当・益・壮<ロウトウエキソウ>老年になっても、ますます盛んな意気を持って困難にも立ち向かうべきであるということ。
炉・火・純・青<ロカジュンセイ>炉の火炎が純青になると温度も最高に達する。転じて学問や技芸が最高の域に達すること。名人の域に達するたとえ。
鹿・死・誰・手<ロクシスイシュ>天下は、まだ誰が統一するか不明。〜〜勝敗の決まらない状態をいう。
老・成・持・重<ロウセイジチョウ>老練でしかも慎重なさま。経験を積んでいて物事を慎重冷静に処理すること。
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