辞 典 四字熟語 あ い う え お か き く け こ さ し す せ そ た ち つ て と な に ぬ ね の は ひ ふ へ ほ ま み む め も や ゆ よ ら り る れ ろ わ を 辞 典 四字熟語 は 破顔一笑<ハガンイッショウ>顔をほころばせて、にっこりと笑うこと。 背・水・之・陣<ハイスイノジン>水辺を背にして陣をしけば、退却できないことから、決死の覚悟で戦に臨む。また、決死の覚悟で事に当たること。 白・砂・青・松<ハクシャセイショウ>白い砂浜と青い松が続く、海辺の美しい景色のこと。日本に多い景勝を形容する語。 博・覧・強・記<ハクランキョウキ>広く書物を読み、それらを非常によく記憶していること。知識が豊富なこと。 博・学・多・才<ハクガクタサイ>広くいろいろな学問に通じ才能が豊かなこと。 拍・手・喝・采<ハクシュカッサイ>手をたたいて、さかんに褒めたたえること。 馬・耳・東・風<バジトウフウ>人の言うことに耳を貸さない、心をとめないこと。また、何を言っても少しも反応がないたとえ。 八・方・美・人<ハッポウビジン>誰にも悪く思われないように要領よくふるまうこと。また、そのような人。 波・乱・万・丈<ハランバンジョウ>波が非常に高いように物事の変化が起伏に富んではげしいことのたとえ。 半・死・半・生<ハンシハンショウ>死にかかっているようなとてもあぶない状態。 半・信・半・疑<ハンシンハンギ>本当かどうか信じ切れないようす。真偽の判断に迷うこと。 薄・志・弱・行<ハクシジャッコウ>意志が弱く行動力に乏しいこと。物事を断行する力に欠けること。 破・邪・顕・正<ハジャケンショウ>不正を打破し、正義を実現すること。 抜・苦・与・楽<バックヨラク>仏教で、衆生の苦しみを取り除いて安楽を与えること。仏の慈悲のはたらきをいう語。 抜・本・塞・源<バッポンソクゲン>一番のもととなる原因を抜き去ること。害を防ぐため、根本にさかのぼって物事を処理すること。 撥・乱・反・正<ハツランハンセイ>世の乱れを治め、もとの平和の世に返すこと。 反・間・苦・肉<ハンカンクニク>自分の身を苦しめたり、自分にとって不利益に見えることをしたりして相手をあざむき、敵同士の仲を裂く計略を行うこと。 盤・根・錯・節<バンコンサクセツ>地中に広く張り巡らされた根と入り組んだ節と。転じて、処理に困難な事柄。 半・醒・半・睡<ハンセイハンスイ>半ば目覚め、半ば眠っていること。目覚めているのかどうか定かではない朦朧とした状態。 幕・天・席・地<バクテンセキチ>士気が壮大な形容。また、小さいことにこだわらないさま。 杯・盤・狼・藉<ハイバンロウゼキ>酒席の混乱の状態や酒宴の後、杯や皿が散乱しているさまをいう。 博・引・旁・証<ハクインボウショウ>物事を決したり論じたりするとき、多くの材料を引きだし、証拠や関連の事物をあまねく示すこと。 八・紘・一・宇<ハッコウイチウ>全世界を一つの家のように統一すること。宇は家のこと。 辞 典 四字熟語 ひ 美・辞・麗・句<ビジレイク>美しく飾った、聞いて心地よい言葉。最近では内容のない空疎な言葉の羅列を、多少皮肉まじりに軽蔑していう場合が多い。 美・人・薄・命<ビジンハクメイ>容姿が美しく生まれついた人はとかく不運であったり、短命であったりすること。 眉・目・秀・麗<ビモクシュウレイ>顔かたちがすぐれ、ととのっているさま。 百・家・争・鳴<ヒャッカソウメイ>いろいろな立場の学者が、自由に論争するさま。いろいろな議論が、にぎやかに自由になされる形容。 百・戦・錬・磨<ヒャクセンレンマ>多くの経験を積んで技術や才能を向上・錬成すること。 百・花・斉・放<ヒャッカセイホウ>多くの花が一斉に開くこと。さまざまなものがその本領を発揮すること。 百・花・繚・乱<ヒャッカリョウラン>種々の花が咲きみだれるように、優れた人物や業績が一時にたくさん現れること。 百・鬼・夜・行<ヒャッキヤコウ>いろいろな妖怪が夜に列をなして歩き回ること。 百・発・百・中<ヒャッパツヒャクチュウ>矢や弾丸が撃つたびに必ず命中すること。予想、計画などがすべて当たり成功すること。 品・行・方・正<ヒンコウホウセイ>行いや心がととのっていて正しいこと。道徳的にきちんとしていて模範的であること。 飛・耳・長・目<ヒジチョウモク>遠くの音を早く聞き取る耳と、遠くのものをよく見通す目。情報収集や観察に優れ、ものごとに精通していることのたとえ。(書物を指すことも。) 皮・相・浅・薄<ヒソウセンパク>表面的で底が浅いこと。知識、思慮、学問などが非常に浅いこと。 百・尺・竿・頭<ヒャクシャクカントウ>到達すべき最高点、向上しうる極致のたとえ。 比・翼・連・理<ヒヨクレンリ>男女の情愛が深いこと。とても仲が良いことのたとえ。 辞 典 四字熟語 ふ 不・倶・戴・天<フグタイテン>「ともにはてんをいただかず。」と読む。深い恨みや憎しみのため相手をとてもこの世に生かしておけないこと。復讐しないではいられないこと。 風・光・明・媚<フウコウメイビ>山水の風景が清らかで美しいこと。 夫・唱・婦・随<フショウフズイ>夫が言い出し、妻がそれに従うこと。夫婦の仲がとても良く、和合していること。 付・和・雷・同<フワライドウ>自分の主義主張を持たず、人の言動につられて行動すること。深く考えず、他人の意見に簡単に同調すること。 武・運・長・久<ブウンチョウキュウ>戦いにおける良い運が久しく続くこと。 複・雑・怪・奇<フクザツカイキ>内容が込み入っていて不可解なこと。奇妙きてれつ。 複・雑・多・岐<フクザツタキ>物事が多方面に分かれ、込み入っているさま。 不・言・実・行<フゲンジッコウ>あれこれ言わずに、黙って実際に行動すること。 不・即・不・離<フソクフリ>二つのものがつきも離れもしないこと。当たらずさわらずあいまいなようす。 不・撓・不・屈<フトウフクツ>どんな困難に出会ってもけっして心がくじけないこと。 不・偏・不・党<フヘンフトウ>どちらにもかたよらず公平中立の立場に立つこと。一党一派に組みしないこと。 粉・骨・砕・身<フンコツサイシン>力の限り努力すること。非常に苦労して働くこと。 文・人・墨・客<ブンジンボッカク>文人と芸術家。詩文、書画など風雅ないとなみに携わる人。 文・明・開・化<ブンメイカイカ>人知が発達し世の中が開けて生活が便利になること。 風・餐・露・宿<フウサンロシュク>風の中で食事を取り、露に濡れて宿る。野宿をすること。 風・流・韻・事<フウリュウインジ>詩歌、書画、華道、茶道などの風流な遊び。俗から離れ自然を友として詩歌などをつくる高尚な態度。 無・事・息・災<ブジソクサイ>事故や病気などの心配事がなく、平穏に暮らしていること。 不・得・要・領<フトクヨウリョウ>物事の要点がはっきりしないこと。あいまいでわけのわからないこと。 焚・書・坑・儒<フンショコウジュ>書物を焼き捨てたり儒者を穴に埋めたりするように、言論や学問思想を弾圧すること。 風・俗・壊・乱<フウゾクカイラン>世の中の健全・善良な風俗や風習が乱れ、害されること。 布・衣・之・交<フイノマジワリ>身分の低いもの同士の交際。また、お互いの身分地位を考慮に入れない心からのつきあい。 福・徳・円・満<フクトクエンマン>福と徳、すなわち幸福と財産が充分に備わって満ち足りていること。 不・惜・身・命<フシャクシンミョウ>仏の教えを修めるためには自分の身も命もささげて惜しまないこと。自分の身をかえりみないこと。 辞 典 四字熟語 へ 平・身・低・頭<ヘイシンテイトウ>ひれ伏して、地面に頭をつけること。へりくだって恐縮するさま。 平・穏・無・事<ヘイオンブジ>静かで何もおこらないようす。穏やかで、変わったことがないこと。 変・幻・自・在<ヘンゲンジザイ>自分の思い通りに変化したり、現われたり消えたりすること。種々変化すること。 平・談・俗・語<ヘイダンゾクゴ>日常の会話にふつうに現われるような、ふつうの言葉。 平・平・凡・凡<ヘイヘイボンボン>普通の人と同じで特に優れた点や変わった特色のないこと。「平凡」を強めた言い方。 弊・衣・破・帽<ヘイイハボウ>ぼろぼろの衣服と破れた帽子。またそれを身につけたさま。蛮カラ。 偏・旁・冠・脚<ヘンボウカンキャク>漢字の字形を構成する要素の名称。偏と「つくり」と上部のかんむり、下部の脚。 兵・貴・神・速<ヘイキシンソク>戦争では一瞬の遅速で運命が決まる。用兵を動かすのは敏速果敢でなければいけない。 閉・戸・先・生<ヘイコセンセイ>年中、戸を閉め切って読書にふける人。学問に没頭する人物。 辞 典 四字熟語 ほ 傍・若・無・人<ボウジャクブジン>人前もはばからず、まるで近くに人がいないかのように勝手気ままに振る舞うこと。 本・末・転・倒<ホンマツテントウ>物事の重要なところと、そうでないところを逆に捉えたり、扱ったりすること。 抱・腹・絶・倒<ホウフクゼットウ>腹をかかえて大笑いする。〜〜〜気絶して倒れるほどに。 茫・然・自・失<ボウゼンジシツ>気が抜けてぼんやりし、どうしてよいかわからなくなること。 法・界・悋・気<ホウカイリンキ>自分と関係ない他人のことに嫉妬すること。他人の恋をねたむ意もある。 暴・虎・馮・河<ボウコヒョウガ>虎を素手で打とうとしたり、黄河を歩いて渡ろうとするような無謀な振る舞い。 蓬・頭・垢・面<ホウトウコウメン>髪の乱れた頭と垢のついた顔。外見を気にかけない無頓着なようす。 報・本・反・始<ホウホンハンシ>根本に立ち返ってその恩を改めて肝に銘ずる。天地や先祖の恩恵や功績に感謝し、これに報いる決意を新たにすること。 放・歌・高・吟<ホウカコウギン>大声で、あたりかまわず歌うこと。 放・蕩・無・頼<ホウトウブライ>言動にしまりがなく、酒色にふけり、思いのままに無法であること。 暴・虎・馮・河:ボウコヒョウガ:虎を素手で打とうとしたり、黄河を歩いて渡ろうとするような無謀な振る舞い。 辞 典 四字熟語 |