友達が、お薦めの本として『アホは神の望み』(村上和雄著/サンマーク出版)を紹介してくれました。
著者は、分子生物学者、農学博士。バイオテクノロジーの世界的権威で、筑波大学名誉教授です。
友達は何故薦めたのか、考えながら読み進めると、「サムシング・グレート」という言葉が出てきました。
以下に、その部分を引用します。
「遺伝子という超ミクロの世界を日々のぞいていると、これだけ微細で精緻、しかも美しくさえある生命の設計図をいったいだれがどのようにして
描いたのかという驚嘆の思いにとらわれます。もし何の目的もなく自然にできあがったのだとしたら、これだけ意味のある情報にはなりえません。
まさに奇跡というしかなく、人間業をはるかに超えています。そうなると、どうしても人間の力を超えた存在を想定しないわけにはいかなくなります。
それがサムシング・グレートなのです。」
どんな領域でも、道を極めた人が辿り着くのは、スピリチュアルな世界観だな、しかもその世界観を他者に知らせようと考えるのだな
と思いました。