辞典 名前
あ い う え お か き く け こ さ し す せ そ た ち つ て と な に ぬ ね の は ひ ふ へ ほ ま み む め も や ゆ よ ら り る れ ろ わ を
フアン・マヌエル Don Juan Manuel〔西〕 1282-1348
ルカノール伯爵(牛島公明・上田博人訳・国書刊行会・1994年)
フィッツジェラルド、フランシス・スコット・キー
Francis Scott Key Fitzgerald 〔米〕 1896-1940
華麗なるギャツビー(橋本福夫訳・早川書房・1974年)
ラスト・タイクーン(大貫三郎訳・角川書店・1977年)
フィールディング、ヘンリー Henry Fielding 〔英〕 1707-1754
トム・ジョウンズ(朱牟田夏雄訳・岩波書店・1975年)
フォイエルバッハ、ルートヴィヒ・アンドレアス
Ludwig Andreas Feuerbach 〔独〕 1804-1872
キリスト教の本質(船田信一訳・岩波書店・1965年)
フォークナー、ウィリアム William
Faulkner 〔米〕 1897-1962
兵士の給与(山屋三郎訳・早川書房・年)
フォン・ヘルダーリン、ヨハン・クリスティアン・フリードリヒ
Johann Christian Friedrich von Hölderlin
〔独〕 1770‐1843
エンペドクレース(谷友幸訳『エムペドクレース』・岩波書店・1953年)
プラトーン Platon 〔希〕
B.C.427-B.C.347
書簡(山本光雄訳『プラトン書簡集』・角川書店・1960年)
ソークラテースの弁明(田中美知太郎訳・新潮社・1968年)
プリニエ、シャルル Charles Priniers
〔白〕 1894-1952
醜女の日記(関義訳・新潮社・1958年)
プルースト、マルセル Marcel Proust
〔仏〕 1871-1922
失われた時を求めて(井上究一郎訳・筑摩書房・1992-1993年)
プルタルコス Ploutarchos 〔希〕 46?-120?
倫理論集
いかにして敵から利益を得るか(柳沼重剛訳『饒舌について
他五篇』所収・岩波書店・1985年)
倫理論集
怒らないことについて(柳沼重剛訳『似て非なる友について
他三篇』所収・岩波書店・1988年)
倫理論集
食卓歓談集(柳沼重剛訳『食卓歓談集』所収・岩波書店・1987年)
ブルトン、アンドレ André Breton
〔仏〕 1896‐1966
シュルレアリスム宣言(巌谷國士訳『シュルレアリスム宣言
溶ける魚』・岩波書店・1992年)
ブルーノ、ジョルダーノ Giordano Bruno
〔伊〕 1548-1600
無限、宇宙および諸世界について(清水純一訳・岩波書店・1982年)
プレハーノフ、ゲオルギー・ヴァレンティノヴィッチ
Georgii Valentinovich Plekhanov 〔露〕1856-1918
歴史における個人の役割(木原正雄訳・岩波書店・1958年)
フロイト, ジグムント Sigmund Freud
1856/5/6-1939/9/23(83歳)
神経病学者、精神分析学者(精神分析の創始者)
ユダヤ人:オーストリアの小都市フライベルク(現:チェコのプシーボル)
商人の息子として誕生。4歳でウィーンに移住。
論文で「コカインは万病に効く魔法の薬である」と発表、学会のひんしゅくをかう。
1881年、ウィーン大学医学部を卒業。神経疾患に興味を抱く。
1885年、神経病理学の講師の資格を取得。
1885-86年(約5ヵ月間)、パリの神経病学者 J.M.シャルコー のもとで催眠を研究。リラックスさせた中で自由に心の葛藤を語ってもらう「自由連想法」からなる「精神分析療法」を開発。神経症、ヒステリー患者のほとんどに性的な原因があることに着目。
下賎であるとドイツ圏の医学会から全く相手にされずとも、
1908年、ウィーン精神分析学協会設立、「性を覆い隠す事は不自然である、恐れ敬いつつも研究する事が大事である」と精力的に活動、
やがて精神医学における一大勢力を形成するも、
全てを「性」でとらえることには無理があると同輩や弟子(アドラー、ユング)は離反、
彼の考え自体は古典となったが、臨床知見から得た人間の深層心理に基づいた、芸術論・宗教論・文化論は、今なお評価が高い。
『夢判断』1900、『精神分析入門』1917、『続精神分析入門』1933、『精神分析概説』1940 (絶筆:未完)
性欲理論 全ての神経症はセックスにある (幼児期体験、性倒錯の存在、自己分析の資料より)
リビドー 人間は無意識の世界にある性の衝動(パワー)「リビドー」に支配されている
エディプスコンプレックス 母親に対する近親相姦愛 (マザーコンプレックス)
性倒錯 「サディズム」「マゾヒズム」「露出狂」「窃視症(のぞき)」「フェラチオ」「肛門性交(アナルセックス)」「フェティシズム(足:髪の毛:異性の下着や靴:皮製品)」
感情転移 治療者によせる患者の憎悪的愛情
死の本能 タナトス:Thanatos 「人は生得的に生の本能と対立して死(破壊)への本能(衝動)をもつ」
ブロンテ、エミリー・ジェーン Jane
Emily Brontë 〔英〕
1818-1848
嵐が丘(阿部知二訳・岩波書店・1961年)
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