むかしむかし、手塚治虫原作のアニメ「リボンの騎士」が大好きでした。「海のトリトン」も大好きでした。
それから、ウィーン少年合唱団が好きで、来日公演の時は、必ず母と一緒に聴きに行っていた時期がありました。
ルキノ・ヴィスコンティ監督の「ベニスに死す」のダジオを見て、こんなに美しい人が現実にいるのかと驚きました。
竹宮恵子作『風と木の詩』のジルベールが大好きで、少女漫画にどっぷり漬かっていた時期もありました。
要するに、美少年が好きだったんです。お恥ずかしい。人も物も綺麗な方が好きなんです。それだけです。
少女漫画に漬かったままの高校時代、青池保子作『エロイカより愛をこめて』が好きになり、一気に対象年齢が30代に上がりましたが。
余談ですが、ドイツ語ができたら、ウィーン少年合唱団の少年たちとお話ができるんだ、と思った中学時代と、
エロイカの主役?NATOのドイツ人少佐を好きになった高校時代を経て、大学時代にドイツ語を選択したという…
そんなことで人生の方向を決めて良かったのか、ちょっと疑問ですが、まあ、人生に無駄なことは何もありませんから、ね。