はじめての音楽史
第1部 西洋音楽史


序章 人間と音楽
◆諸民族の音楽 民俗音楽学
◆音楽の機能
◆音の素材
◆音楽理論の展開
◆楽器をめぐる諸問題
◆楽譜をめぐる諸問題
◆西洋音楽史と日本音楽史

第1章 古代ギリシア
◆ムーシケー概念
◆叙事詩から抒情詩へ
◆劇音楽の発達
◆ピュタゴラス派とプラトン
◆アリストテレスとアリストクセノス
◆ギリシアの音組織
◆ギリシアの楽譜

第2章 中世
◆グレゴリオ聖歌
◆世俗音楽
◆多声音楽への動き
◆14世紀のフランス、イタリア、イギリス

第3章 ルネサンス(1)
◆ブルゴーニュ楽派
◆フランドル楽派

第4章 ルネサンス(2)
◆世俗音楽
◆宗教改革と音楽
◆器楽

第5章 バロックの声楽
◆オペラの誕生
◆ヴィネティア派オペラ
◆ナポリ派オペラ
◆フランスのオペラ
◆ドイツとオーストリアのオペラ
◆イギリスのオペラ
◆オペラ以外の声楽曲
◆宗教音楽

第6章 バロックの器楽
◆器楽
◆ソナタ
◆コンチェルト(協奏曲)
◆組曲(スイート、パルティータ)
◆クラヴィーア音楽
◆オルガン音楽
◆ヨハン・セバスティアン・バッハ
◆ゲオルク・フリードリヒ・ヘンデル

第7章 前古典派
◆前古典派
◆ナポリ
◆ミラノ
◆ヴィネツィア
◆トリノ、ボローニャ
◆パリ
◆ロンドン
◆マンハイム
◆ドレスデン
◆ベルリン
◆ザルツブルグ
◆ウィーン

第8章 古典派
◆古典派の音楽
◆ハイドンの生涯
◆ハイドンの交響曲
◆ハイドンの弦楽四重奏曲
◆ハイドンの声楽曲
◆モーツァルトの生涯
◆モーツァルトの声楽曲
◆モーツァルトの器楽曲
◆ベートーベンの生涯と作品

第9章 ロマン主義前期
◆ロマン主義音楽の時代
◆ロマン主義の語源と意味
◆ロマン主義時代の一般的特徴
◆ロマン主義音楽の様式
◆ロマン主義音楽の旋律
◆ロマン主義の旋律
◆ロマン主義のリズム
◆ロマン主義の和声
◆ロマン主義の形式
◆ロマン主義のジャンル
◆シューベルト
◆メンデルゾーン
◆シューマン
◆ショパン

第10章 ロマン主義の諸相
◆ドイツにおける革新的傾向
◆新古典主義と絶対音楽
◆イタリア
◆フランス
◆国民主義
◆時代の終わり

第11章 21世紀(1)
◆第2次世界大戦まで
◆新ウィーン学派(1)―表現主義
◆周縁の音楽 ―原始主義
◆イタリア未来派 ―機械時代の音楽
◆ダダイズムから家具の音楽へ
◆アメリカ実験音楽(1)
◆ロシア/ソヴィエト
◆新古典主義
◆新ウィーン楽派(2)―12音技法

第12章 21世紀(2)
◆第2次世界大戦以降
◆戦争の傷跡
◆ダルムシュセット国際現代音楽夏期講習会 ―セリー音楽
◆テープ音楽/コンピュータ音楽
◆偶然性・不確定性の音楽
◆アメリカ実験音楽(2)
◆アレアトリーからクラスターへ
◆ミニマル・ミュージック
◆音楽劇から再びオペラへ
◆ポスト・モダニズム(1) ―引用の音楽
◆ソヴィエトとその崩壊
◆ポスト・モダニズム(2) ―新ロマン主義
◆20世紀から21世紀へ
前頁書庫BOOK LIST
第2部 日本音楽史


第1章 日本音楽史の始まり
     (西暦300年〜1000年)
◆日本音楽史の始まり
◆汎アジア音楽の導入期
◆汎アジア的音楽の受容と変容
◆古代から中世に向けて
◆現代の伝承 ―雅楽
◆現代の伝承 ―琵琶楽

第2章 能と狂言
     (西暦1000年〜1500年)
◆はじめに
◆能楽の歴史
◆現代の伝承 ―能楽

第3章 近世 近世に花開いた三味線文化
     (西暦1500年〜1850年)
1500年〜1650年
◆歌舞伎のはじまり
◆浄瑠璃のはじまりと人形浄瑠璃の成立
◆箏曲のはじまり
◆八橋検校と箏曲の展開
◆歌舞伎の展開
◆義太夫節
◆三味線の伝来と楽器の特徴
◆地歌と箏曲
◆尺八音楽
◆そのほかの音楽
◆歌舞伎音楽の楽譜
◆現代の伝承 ―箏音楽と尺八音楽の新たな展開

第4章 近代 伝統音楽と西洋音楽の並存の中で
     (西暦1850年〜1945年)
◆近代日本の音楽文化
第1期 幕末〜明治中期(1850年〜1900年)
◆西洋音楽の受容と定着
◆伝統音楽の変化と交流
第2期 明治後期〜大正・昭和前期(1900年〜1945年)
◆西洋音楽の普及・展開と創作活動
◆伝統音楽の普及・展開と創作活動



第3部 日本の現代の音楽


第1章 日本の現代音楽
     (西暦1900年以降)
◆1900〜1945年
◆1945年以降

第2章 現代邦楽
     (西暦1945年以降)
◆戦中・戦後
◆現代邦楽の展開
◆日本の伝統的要素の重視と発展
◆国立劇場の開場
◆教育における日本音楽
◆ワールド・ミュージックの中の日本音楽




あとがき

参考文献・CD

事項索引

人名索引