リノス - Linus -

フェニキア文字をギリシアに持ち込んだリノスは、ヘラクレスの音楽の師でもあるが、彼があまりにも覚えが悪いので厳しく叱りつけてしまい、怒ったヘラクレスによって 堅琴で殴り殺されてしまった。
リビュエ - Libya -

エパポスとメムピスの娘。ポセイドンとの間に、双子のベロスとアゲノルを、レレクスを生む。また、イオの孫娘であり、エウロペの祖母。

北アフリカの一帯を支配する女王で、リビュエとは「降雨」を意味している。乾燥しているこの土地で、司祭でもある彼女が行う降雨の儀式は重要な物だった。現在のリビアの語源でもある。

リベル

ローマ神話。バッコスのラテン名。
リーモス - Limos -

エリスが独力で産んだ子。飢餓
リュカオン - Lycaon -

アルゴスの王ペラスゴスとメリボイアの息子。50人の息子と、カリストという娘(または孫)を生む。初期のアルカディアの王。人狼伝説とも密接に結びついている伝説である。

アルカディアの人々は、狼を神として崇拝し、彼らに人間の生け贄を捧げていた。また、その儀式に参加して生け贄の肉を食べた人間は、狼になれると信じられていた。

この地を訪れたゼウスとヘルメスは、リュカオンに人肉を出されたのに腹を立て、その邪教を罰するために、リュカオンを狼に変え、その息子達を皆殺しにした。ただし、ピレモンとバウキスだけは助け、一説によると地上に大洪水を引き起こした。

プリアモスとラオトエの息子
戦車を作る木材を切っているとき、アキレウスに捕まり、レムノス島に奴隷として売られてしまう。友人に救出されるが、再びアキレウスに捕まり、殺されてしまった。

ダウヌスとペウケティオスの父
イリュリアの王。

アレスの息子
ヘラクレスとの戦いで命を落とす。

リュキア、ゼレイアの王

リュクルゴス - Lycurgus -

ネメアの王

アレオスの息子
アルカディアの王。兄弟にケペウス、アムピダマス。兄弟がアルゴ船に乗船する中、一人残り国を統治した。息子に、アンカイオス。イアソスの父であるともいわれる。

トラキア、エドノス人の王
ドリュアスの息子。ディオニュソスが乳母と共に国へ訪れた時、リュクルゴスは牛の突き棒で彼らを追い払ったという。

リュコス - Lycus/Lykos -



ゼウスの子
テバイの王権を乗っ取る。アンティオペを連れ戻すさい、山中に捨て たゼウスの子供である、アンピオンとゼトスに殺される。

不毛の海ポントスとガイアの子

リュシマケ - Lysimache -

アバスの娘。姉妹にコイラノス。アルゴスの王であるタラオスの妻。
リュンケウス - Lynceus -

アイギュプトスの50人の息子の一人。ヒラエイラと結婚するが、新婚の夜にカストルによって連れ去られてしまう。後にアルゴスの王。息子であるアバスがそれを継承した。