日独修好150周年

■ ご挨拶

ドイツ親善訪問

法務局よりの安藤家十六代祭祀権者・安藤綾信をもって日本外務省よりドイツへ親善訪問を行った。
平成二十三年九月十九日より二十六日まで茶道・香道の門下一門三十七名同行。
日本大使館に於いての催事など写真にて御紹介致します。

今から百五十年前の萬延元年の出来事であります。
ドイツが先祖・信正にスポットを当ててくれた事に依る行事です。

安藤信正・執政(筆頭老中)の折、プロイセン(現ドイツ)邦国連邦の全権大使・オイレンブルグ伯爵と交渉の上、修好通商条約を交わした事に依る日独修好百五十年記念式典は、日本側から皇太子殿下名誉顧問として御挨拶があり、ドイツからは大統領が名誉顧問として、駐日フォルカー・シュタンツェルドイツ大使閣下が祝辞を代読。
又、当日祝宴にて皇太子殿下より綾信にお言葉を賜り、又、後からは祐輔・園枝にも御言葉を賜りました。


旧磐城平藩主安藤家第十六代
安藤綾信

■ 日独修好150周年

2011年は日本とプロイセン(現ドイツ)が修好通商条約を結んで150年となります。
150年前、当家十代安藤信正は江戸幕府の筆頭老中でありました。
信正は幕府の代表として修好通商条約を結ぶためにプロイセンから訪れた全権公使フリードリッヒ・アルブレヒト・ツー・オイレンブルグ(Friedrich Albrecht zu Eulenburg)伯爵と交渉に挑みました。

その歴史の御縁から、この度、安藤家御家流茶道香道ドイツ親善交流と相成りました。

■ ドイツ訪問

9月19日から26日までドイツを訪問
9月21日 ベルリンの日本大使館で香道と茶道をドイツの皆様にご披露いたしました。

9月22日 オイレンブルグ伯爵家の墓碑参拝
現御当主ジークヴァルト・グラーフ・ツー・オイレンブルグ・ウント・ヘルテフェルト様との様子とリーベンベルク城での集合写真


■ 茶道大会

平成二十三年五月十五日、東京都文京区にある護国寺において御家流茶道香道春の大会を開催いたしました。

当家十代安藤信正と、プロイセン(現ドイツ)連邦全権大使オイレンブルグ伯爵に献茶の式を執り行いました。

お茶会受付前にて

御画像の前にて

駐日ドイツ連邦共和国大使 フォルカー・シュタンツェル閣下御夫妻、ハロルド・ゲーリック氏