船を降り、ボケっとしていると目の前に一軒のワインバーが目に入る、「Taverne Henry W」。
ガラス張りを見ると、日本語のメニュー有りとある。
よく解からないが、せっかく来たのだからと足を入れた、見た目はいわゆる普通の”ワインバー”だ。
メニューを見たがド素人な自分にはよく解からない、とりあえずはポルマードなる赤ワイン、生ハムを頼む。
一口飲んで「うまい!」
とにかく濃い、日本のワインが水だとはよく言ったものだ。
おつまみのタルテェーニョ(パンに肉をのっけた)もいける、生ハムなんぞ日本の倍は軽くある。
正に”Bravo!”だ。
・・・が、久々のアルコール、廻るのが早い。
暫く水の生活だった所為か、ハムといバターの塩分も効くのがハッキリと分かる。
まあ今の身体には丁度良いだろうが。
いいもん食ったと店を後に、試しにガイドで見つけたホテルを目指す、Pont NeutFでOpera、GでEcole Militareへ。
ここが気に入ったのでもう少し居たくなった、あと3日も居ればいいかな?
自分の足はタワー・エッフェルの麓の公園の東側、中ほどの通りを少し入った所、「Hotel de la PAIX」。
アポも無しにフロントに飛び込むと、話し掛けられた。
「予約は?」「ない、けど可能なら」「OKよ。」
向こうの言葉は英語だったが、何故か自分も英語で返せた。
初めての英会話ってヤツだ。
シングルは問題ないが、一泊が255F。
ちょっとびっくりしたが、Hotel de Artsより綺麗なのでこんなものだろうと判断し、3日間の予約をとる。
で、この記録はタワー・エッフェルの公園(Parc du Champ de Mars)で書いている。
登ろうか考えたが、観光客がえらく多いので下をくぐってセーヌ川へ出る。
シテ島へ向けて歩いてると、アメックスの両替所があった、自分にはあんまし意味のないチェックをとっとと現金に換える。
Opera付近にインターネットカフェがあったのを思い出し、北上しててくてくと歩く。
が、アーケードの中は休み、ちょっとがっかりしながら戻っていると偶然にも別のカフェがあった。
せっかくなので使ってみる、が、何を書こうか・・・特にないんだよなあ・・・
とりあえず「今Pariです、以上!」とだけ残して店を出た。
始めは移動なんて歩きゃあいいと思っていたが、久々の運動でくたびれるのが早い。
おまけに道があちこちに交差しており、慣れないうちはよく間違えた。
よって今ではほとんどの移動はMetroに頼っている、場所も正確だし来るのも早く、日本みたいにホームで待たされる事はほとんど
無し。
どの本にも書いてあったが、ホント便利。
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