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形式論理学上の手続きのひとつ。一つの概念のもとへ統合すること。 |
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事物やその過程の本質的諸特徴を反映する思考形式で、人間の思考活動の基本的単位。言語とともに生まれ、言語で表現される。 |
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心地好い心的状態のこと。喜び。対義語は苦痛(苦)。 |
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感覚に直接に認められる事物の本質のあらわれかたの一つ。事物の本質が不的確でゆがめられてあらわれているもの。 |
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ある事柄を統一的に説明するために設けられた過程。実践をつうじて検証されなければならない。 |
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ギリシア語で「カテゴーリア(categoria)」。「述語」「述語形態」「範疇」などど訳される。述語の分類の枠組み。 |
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神の賜物の意。超人間的・非日常的な資質や能力をさす。 カリスマ的支配 M.ウェーバーは、カリスマ的資質をもつものと、それに帰依するものとの結合を、指導者による支配類型の一つとした。 |
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客観的外界が人間感覚器に生じさせる、まず最初の結果。視覚・触覚・聴覚・味覚・嗅覚・温度感覚・圧覚・痛覚など。 |
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人間が周囲の世界、外界のさまざまな現象、他の人びと・かれらの行動、そしてまた自己自身にかんして、反応する心的状態。実在する周囲のものごとにたいする精神活動の特殊な形態。 情動/情緒(emotion) 持続の短い感情。人間の活動を統制する働きをする。喜び・悲しみなど。 情念/激情(passion) 強くて持続的な感情。 道徳的感情 義務感や名誉心 知的満足感 探求する問題の解決からくる 美的感情 美しいものについて 情操(sentiment) 規定が一定しておらず、道徳的・知的・美的の感情、愛・憎・尊敬・軽蔑といった情動と同一視される。 |
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一定の関係をもってなりたっている組織。たとえば身体・経済組織・社会組織などに属する部分が表す働き。 |
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ラテン語objectumから由来し「…に対してある」の意味。自存在的な主体たるものに対して、という意をあらわし、主観内にある観念の側をいいあらわすのに用いられていたが、近代は、主観に対してあるものの意味に使われる。 |
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古代哲学というとき、哲学(philosophia)の語の起源をなしたギリシア哲学のことをさすことが通用している。世界の根本物質はなんにかという探究にはじまる。 |
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感覚や知覚によって直接的にあらえられる認識。 |
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バスク地方の町の名。1937年4月フランコ軍を支援するドイツ空軍の爆撃により破壊され市民多数が死亡。 |
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現象がなぜ成立するかを説明するもの。 |
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人間が活動するさいに、ものごとを認識し、たがいに、考え・意志をとりかわす機能を果たす、客観的に存在している、その意味で物質的な特殊な記号の体系。 自然言語(Natural Language) 人間の歴史的経過のうちで自然発生的に形づくられて、日常使用する言語 人工言語(artificial l.) 人工的につくられる言語。数学的、物理学的、論理学的なシンボル(数・文字・記号)として、それぞれの分野でその規則、法則があって運用される。 |
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ギリシア語で「ファンタシアー(phantasia)」。私たちがよく知るものの、それがどうしてそうなのかは知られていない。 |
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「われ思う、ゆえにわれあり」の意味。デカルトが主著『方法序説』の中で、彼の哲学の第一の原理とした命題。疑っている「われ」、これを意識する「われ」の存在は、疑いえない明晰判明な事実だとした。 |
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ギリシア語で「プシュケー(psyche)」。「プシュケー」は他に「精神」「魂」「霊魂」などと訳されている。 |
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古代ギリシア人が思い描いた秩序ある世界のこと。混沌を意味する「カオス」に対する言葉。 |
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精神分析の用語。訳語は[観念複合体]。一定の感情(情動)を中心として集合した精神的諸要素およびこれから連想される集合した精神要素からなるもの。心の中に出来上がった一定のわだかまり。一時的なあらわれでなく固定したものの事。劣等感(inferiority complex)。 エヒプス・コンプレックス 男の子が母親に愛着を持ち、同性の父に対しては反発する感情 エレクトラ・コンプレックス 女の子が父親に愛着をもち、同性の母親に反発する感情 |
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