リベンジャーズ・トラジディ
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2002年/イギリス/カラー/110分
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原題 REVENGERS TRAGEDY
監督:アレックス・コックス
脚本:フランク・コットレル・ボイス、アレックス・コックス
原作:トーマス・ミドルトン「REVENGERS TRAGEDY」(復讐者の悲劇)
プロデューサー:マーガレット・マテソン、トッド・デーヴィス
撮影:レン・ガウィーング
音楽:チャンバワンバ
出演:クリストファー・エクルストン/エディ・イザード/デレク・ジャコビ/アンドリュー・スコフィールド/カーラ・ヘンリー/マーギー・クラーク/アントニー・ブース/ソフィー・ダール/ダイアナ・クイックほか
提供:スペースシャワー、レントラック・ジャパン、ケイブルホーグ
配給:ケイブルホーグ
製作:Revengers Ltd.
日本語字幕 落合寿和
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"LET THE MAN WHO SEEKS REVENGE REMEMBER TO DIG TWO GRAVES"
「人を呪わば穴二つ」 ----中国のことわざ
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他人を呪って殺そうと墓(墓穴)を掘る者は、
その報いで自分の墓も掘らなければならなくなる。
人に害を与えれば結局自分も同じように害を受けるものだということ。
舞台は2011年のイギリス・リヴァプール。彗星の衝突によって、イギリス南部とヨーロッパの一部が壊滅的な被害を受け、北部は流れ込んできたギャングの跳梁と都市部の退廃に悩まされている。10年前、ロンドンを牛耳るギャングファミリー、デュークはリヴァプールへ移った。その後起こった抗争でヴィンディチファミリーは負け、ヴィンディチは逃走した。ヴィンディチの婚約者であったグロリアーナはデュークの誘いを拒んだために、ヴィンディチの目の前で毒殺されてしまった。
そして今日、ヴィンディチはリヴァプールの街へと戻ってきた。彼は兄カルロと協力しあい、憎きデューク一族を潰すことを計画。デュークの長男ルスリオーソがヴィンディチの妹カスティーザを気に入っていることを利用し、ゆっくりと一族の中に溶け込み、デュークと5人の息子たちを対立させるように仕組みはじめる。
ヴィンディチの策略通りに、”次期デューク”の座を狙って権力争いをはじめた5人の兄弟たち。四男が起こしたレイプ、継母と息子のスキャンダルといった事件が次々と明るみに出て、窮地に追い込まれるデューク一族。ヴィンディチ・カルロ・カスティーザ、そして亡きグロリアーナの復讐は成功を収めるのだが・・・。
シェイクスピアの協力者であったトーマス・ミドルトン作の17世紀の戯曲「REVENGERS TRAGEDY(復讐者の悲劇)」をアレックス独特のユーモアと映像センスで映画化。アレックスの故郷リヴァプールが舞台。17世紀の戯曲でありながら時代背景は近未来2011年。衣装にもメイクにもこだわりを見せ、クラシックかつパンクな、独特のスタイルを生み出している。音楽を担当するチャンバワンバは、ポップで近未来的なオリジナルサウンドを提供。
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