クジラ島の少女 2003年/ニュージーランド/102分
原題 Whale Rider  監督・脚本:ニキ・カーロ  出演:ケイシャ・キャッスル=ヒューズ、ラウィリ・バラテーン、ヴィッキー・ホートン、クリフ・カーティス
ニュージーランド、マオリの神話。一人の少女の無垢な魂が、奇跡を呼び起こす。
運命に、立ち向かえ。
「祖先はクジラにのってやってきた」という神秘的な勇者伝説を信じるマオリの一家。男を族長とする一家は双子の男女を授かるが、母と男の赤ちゃんは産後すぐに亡くなってしまう。家族はバラバラになり、家には祖父と女の子パイケアが残された。自分の存在を大好きな祖父に認めてもらいたいパイケア。しかしその想いはなかなか届かない・・・。ある日何頭ものクジラが浜辺に打ち上げられた。一族の終末の暗示だと恐れる島の人々。そのとき、パイケアは静かに一頭のクジラに近づいていった。伝説の勇者 " ホエール・ライダー " の魂を受け継いだ彼女が起こす奇跡とは。
GARDEN CINEMA で観てきました
純粋な女の子が頑固じっちゃを想うひたむきさはもちろんですが
見どころはスクリーンいっぱいに映し出される
めったに見られない海中のクジラ と 不安げにくすんだ空 です
それと聞き慣れない独特な 歌のような祈りのような "声"
ホーミーって知ってますか? ああいうなんともいえない響き、
あれには感動しました ちびっと目頭アツくなりました
音響がよいところでないと楽しめないと思います
幾度となく ほうぼうからすすり泣きの声が聞こえていました
んー、、、イマイチやりきれてないような、、、それなりな、、
ハッピーエンド好きなひとにはオススメできるのかな

09/22 2003
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キリクと魔女 1997年/イギリス/COLOR/119min
原題 ET LA SORCIÈRE  原作・脚本・監督 ミッシェル・オスロ  音楽 ユッスー・ンドゥール  日本語吹替え版 浅野 温子 / 神木 隆之介  日本語版翻訳 演出:高畑 勲  配給 アルバトロス・フィルム  恵比寿ガーデンシネマ / 東芝EMI
小さな男の子の好奇心が大きな世界を変えた。
なぜ? どうして?
 キリクが生まれたアフリカの村は、魔女カバラの恐ろしい呪いにかけられていた。泉の水は涸れ、魔女を倒しに出掛けた男たちは全て魔女に食われ、村に残っているのは、女子供と老人達だけ。「どうして魔女カラバは意地悪なの?」。持ち前の好奇心と行動力で、小さなキリクは賢者が住むと言う”禁じられたお山”へ旅に出る…。
 人類誕生のアフリカのまったく新しい世界神話。原作・脚本・監督は、これが初めての長編作品になるミッシェル・オスロ。彼は幼少時代をギニアで過ごし、そこでの強烈な体験が、「キリクと魔女」を作る大きな動機となったという。アフリカは彼の原点でもあり、長年あたためてきた念願のテーマでもあった。監督の意図は多くの賛同者を得、サウンドトラックにはあのユッスー・ンドゥールも参加。また、彼は日本文化をこよなく愛する人物でもあり、若い頃は、日本に滞在し、墨絵を描き、葛飾北斎の絵の心酔者でもある。
 「火垂るの墓」「おもひでぽろぽろ」「ホーホケキョ となりの山田くん」の高畑勲監督が日本語版翻訳、演出も担当。吹替版は、カラバ役に浅野温子、キリク役に神木隆之介。
 フランスでのアヌシー国際アニメーション映画祭グランプリはもとより、シカゴ国際児童映画際での長編劇場・ビデオアニメーション部門成人審査委員賞・児童審査員賞・モントリオール国際児童映画祭での長編部門審査員特別賞など多くの賞にも輝き、世界的な評価も得ている。
恵比寿ガーデンシネマでみてきました。
日本語字幕版なの最終回だけなので、それ狙って
あとの回は日本語吹き替え版で吹き替えが、大好きな浅野温子さんだったから迷ったけど、最初のイメージが肝心!やっぱり原盤みなきゃでしょ。DVDでたら吹き替え版もみたいな、
映画館で観るってのもひさびさだったな〜、やっぱり映画は映画館で観なきゃダメですね、なぜって、それを前提に創られているものだから。
絵本を読む感覚のテンポに最初は戸惑ったけども、ココロに響く言葉がいっぱいありました。
ナルホド、ジブリっぽくも

08/12 2003
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