オリュンポスの神 - Olympos -
○ オリュンポス神族 ○
ティターン神族の王クロノスとレアの子供たち、三男三女を主格とする神団のこと。
鋼鉄敷くゼウスの宮居は、テッサリアとマケドニアの境、雲上に隠れる霊峰オリュンポス山頂にあるとされ、 神々はこの宮に集い、宴を開き、会議を設け処置を定めた。
ギリシアオリンピックは、一神年(100ヶ月)の半分、50ヶ月に一度行われた。
ペロポンネソス半島のオリュンピアでは4年に一度、競技を奉納する大祭が催された。
のちに大祭期間の戦争は中断し、殺し合いでなく競技で勝負しようとしたという理念を尊重して ギリシア首都アテネで開催されたのが、1896年の第1回オリンピックと言われている。
○ オリュンポスの十二神 略式系図 ○
♂ウラノス |
━ |
♀アプロディテ |
┏ |
♂ハデス |
:冥府の神王 |
┃ |
|
┣ |
♂ポセイドン | :海圏の神王 |
┣ |
┳ |
♂クロノス |
┣ |
♀ヘスティア |
:処女神 |
♀ガイア |
┃ |
┣ |
╋ |
♀デメテル |
|
|
┣ | ♀レア | ┃ | ┣ | ━ | ♀ペルセポネ |
┃ | | ┣ | ♂ゼウス | ┏ | ♀エイレイテュイア |
┣ | ♀テイア | ┃ | ┣ | ╋ | ♀ヘベ |
┣ | ♂ヒュペリオン | ┗ | ♀ヘラ | ┣ | ♂アレス |
┣ | ♀テミス | | ♀ディオネ | ┗ | ♂ヘパイストス |
┣ | ♀ムネモシュネ | ┣ | ━ | ♀アプロディテ |
┣ | ♀ポイベ | ♂ゼウス | |
┣ | ♂コイオス | ┣ | ━ | ♂ヘルメス |
┣ | ♀テテュス | ♀マイア | |
┣ | ♂オケアノス | ♀レト | ┏ | ♂アポロン |
┣ | ♂クリオス | ┣ | ┻ | ♀アルテミス |
┗ | ♂イアペトス | ♂ゼウス | ━ | ♀アテナ |
| | ┣ | ━ | ♂ディオニソス |
| | ♀セメレ | |
*グリーンの枠が十二神といわれている。
始めにハデスが冥府の王になり、次いでポセイドンが海圏の王になり、十二神から去った。ヘスティアも処女神として去り、ディオニュソスにその地位を継がせた。
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