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スカンジナビア神話の中の妖精達の王で、ワーグナーのニーベルンゲンの歌の中で、魔法の指輪の盗人として知られる。 |
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エサソンは、イギリス南西部のウェールズ地方に住んでいる。 透き通った身体をもつ、小さくて善良な妖精。 林の中のじめじめした樹々の根元に住んでいて、キノコや妖精バターと呼ばれる黄色い汁を出す菌類を食べて暮らしている。 彼らは特に不運な人々を見たときに、たまに家事や農作業を手伝うことがある。 「これから毎晩、辺りが暗くなったら、できるだけ早く眠ってしまいなさい。後のことはエサソンが引き受けるから」と。 この約束を家の家族が守る限り、エサソンも毎晩現われて、翌日の朝までに残った仕事をすっかりしてしまう。 また、エサソンも他の妖精と同じくのぞき見されるのを嫌うので、そのようなことをすると二度と現われなくなる。だが、それを根に持ったり、復讐したりすることはない。 |
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背丈も見た目も人間に似ていて、しかも人間より美しい。 だが、背中に窪みがあったり、尻尾があったり、明らかに人間と違う部分があるので、エルフだと見分けることはできる。 国別に見ると、デンマークの男は老人。女は美人だが背中に窪みがある。スコットランドでは長い牛の尾を持っている。 王国を作り集団で暮らしている。住む場所は一般に丘の中(地下)や洞穴である。 エルフの仲間には、ディナ・シー、ムリアン、エサソン、ピクシー、コリガン、ホビット、クー・シー、ケイト・シーがいる。 |
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