 2007年12月8日(土)
『Dream Power ジョン・レノン スーパー・ライヴ』 in 日本武道館 一階のド真ん中でみやすかったのですが・・本調子でなかったのでポヶ〜としていたのが悔やまれるところです、、 キヨシロウさんお変わりなく緊張気味にお元気そうでした。 (以下転載ぎみ) 今年はジョン・レノンの命日12月8日に開催された。 会場が暗転すると、ジョン・レノンの生い立ちがスクリーンに映像で流れる。 ビートルズでの活躍、オノ・ヨーコとの出会い、平和活動、そして凶弾で倒れるまで...。 映像が終わると、ステージを覆っているスクリーンに３人のシルエットが浮かび上がり幕が落ちる、 すると、吉井和哉、奥田民生、斉藤和義が登場！「I want you(She's so heavy)」を熱唱、初めからノリノリに。 ３人も笑顔で楽しそう。その後は「I've got a feeling」などジョン・レノンの曲のメドレーが続く。 そこに、ステージの左手から、ド派手な金色のコートを身にまとった男がゆっくりと３人に加わる。 そう、病気治療のため活動を休止していた忌野清志郎！ 観客は「きよしろ〜ぉ」など大歓声を上げ、奥田民生が「完全復活！忌野清志郎！」とコール！ それを受けて清志郎さんは「Don't let me down」を歌い上げる。 まったくブランクを感じさせないボーカル、「ゴキゲンだぜ」のMC。 豪華なオープニングのあとのトップバッターはくるり。 「ビートルズ時代の曲をやります」と言って「She Said She Said」を演奏。たんたんと熱のこもった演奏。 THE SUNDAY DRIVERSは、このイベントへの出演決定後、これまでのイベント収益で建設をしたタイの学校を訪問。 コンサートをやったり、塗り絵をしたりして、学校の子供たちとコミュニケーションをしてきた映像をバックに、「Love」を。 映像の中の笑顔の子供たちと、温かみのある演奏と歌声に、会場中がピースフルな雰囲気になり、なんとも温かい空気が会場中を包み込んでいく。 そして次に登場したのは、「Imagine」のレコーディングでベースを弾くなど、ジョン・レノンをバックアップしていたクラウス・フォアマン。 「Bring It On Home To Me」を淡い歌声で歌いあげると、会場からは惜しみない拍手が鳴り響く。 単独コンサートでも楽曲をカバーするなど、ビートルズのファンを公言しているLOVE PSYCHEDELICOは、終始ハイテンションで演奏。 Charaは、クルクル回ったりして楽しげにジョンの名曲をカバーした。 斉藤和義は、「英語がまったくダメなんで」と言って、彼なりの解釈で「Jealous Guy」を弾き語りで渋く披露。 次にステージに現れたのは奥田民生。MCで「オレ、カリスマ性がないな〜」と笑う。彼がステージに現れたことを観客のほとんどが気付かなかったのだ。 そんなことにもめげずに、借りてきたというジョン・レノンモデルのギターを片手に「Slippin' And Sliden'」を熱唱した。 そのあと木村カエラが登場し、民生とコラボレーションを展開。 終盤では、吉井和哉が、時にノリノリに、時にセクシーにと楽曲ごとに雰囲気を変えて披露。 特に、「中学３年の時に失恋をして、その時に聴いて助けられた曲」とレアな体験を紹介して演奏したのが「Help!」。 淡いバラードに変えたアレンジでは、彼の渋いボーカルが一段と際立ち、ファンもグッと引き込まれていく。 そして、トリを飾ったのが、忌野清志郎with仲井戸麗市。 執事を従えた演出で、まずは「Mother」を清志郎らしい言葉で日本語カバー。まったくブランクを感じさせない力強い歌声はさすがのひと言。 MCでは、療養中にオノ・ヨーコから手紙を貰った体験を告白。早くよくなって一緒に歌いましょうという手紙の内容を披露。 また「A Hard Day's Night」を披露し終わると、「暑いぜBABY」と上着を脱ぎ、「早くジョンとヨーコが求める世界にしようぜ！」と絶叫。 会場中からは割れんばかりの拍手が鳴り響くなか、「Imagine」をカバー。メッセージ性の強い日本語カバーで、会場中のファンに訴えかけるように歌い上げた。 また、あらかじめ配られていたペンライトをファンがつけて、会場中が美しく幻想的に。 まさに、ジョン・レノンとオノ・ヨーコが訴えた"LOVE & PEACE"な雰囲気に会場中が包まれた瞬間であった。 そして、樹木希林の紹介とともに、ステージ上に全出演者が登場。 配られているペンライト＝ONOCHORDで、"I LOVE YOU"を表現すると、会場中が美しい光に包まれる。 そして、全員で「Happy Xmas(War Is Over)」を披露。リードボーカルを１人ずつとるスタイルで、サビではみんなで大合唱！ 続く「Power To The People〜Give Peace A Chace」を歌い終わると、ついにオノ・ヨーコがステージに姿を見せる。 会場からは拍手が沸きあがり、彼女は出演者全員と抱き合って、このイベントの成功を分かち合う。 MCでは、「はるばる来てよかった。東京は美しい都市。戦争で焼け野原になったこの都市をここまで美しい都市にした人間の念力はすごい。いつまでも平和になってほしい」と気持ちを伝えた。 そして、最後に「Imagine」をオノ・ヨーコも交えて披露。 出演者は笑顔で、なんとも楽しげに、そして会場のファンも一緒に歌う。 なんともいえない温かな雰囲気に包まれて、この一大イベントは終了した。 【演奏曲目】 (1)OPメドレー〜I want you(She's so heavy)〜Dig a pony〜I've got a feeling〜I Want You(She's so heavy)〜Don't let me down／吉井和哉、奥田民生、斉藤和義、忌野清志郎 (2)She Said She Said／くるり (3)Nowhere Man／くるり (4)What You Got／BONNIE PINK (5)(Just Like)Starting Over／BONNIE PINK (6)Love／THE SUNDAY DRIVERS (7)Real Love／THE SUNDAY DRIVERS (8)Bring It On Home To Me／クラウス・フォアマン 〜(映像)ドネーションビデオ〜 (9)Instant Karma／LOVE PSYCHEDELICO (10)Across The Universe／LOVE PSYCHEDELICO 〜朗読「イマジン」／樹木希林〜 (11)Grow Old With Me／Chara (12)Give Peace A Chance／Chara (13)Jealous Guy／斉藤和義 (14)Baby It's You／斉藤和義 (15)Slippin' And Sliden'／奥田民生 (16)And Your Bird Can Thing／奥田民生、木村カエラ (17)In My Life／奥田民生、木村カエラ (18)I'm Losing You／吉井和哉 (19)Hey Bulldog／吉井和哉 (20)Help!／吉井和哉 (21)Mother／忌野清志郎 with 仲井戸麗市 (22)A Hard Day's Night／忌野清志郎 with 仲井戸麗市 (23)Imagine／忌野清志郎 with 仲井戸麗市 (24)Happy Xmas(War Is Over)／ALL CAST (25)Power To The People〜Give Peace A Chance／ALL CAST (26)Imagine／ALL CAST 出演者:オノ・ヨーコ、奥田民生、吉井和哉、Chara、BONNIE PINK、LOVE PSYCHEDELICO、THE SUNDAY DRIVERS(箭内道彦とスネオヘアーによるスペシャル・ユニット)、斉藤和義、樹木希林、木村カエラ、くるり、忌野清志郎 with 仲井戸麗市、クラウス・フォアマン(ジョン・レノンのほぼ全てのソロ作品に参加しているベーシスト) 昨年７月より喉頭がんの治療のため正式なライヴ出演を休止していた忌野清志郎が、復帰後初のオフィシャル・ステージとして、盟友・仲井戸麗市と一緒に共にステージに上がる。また、名曲「イマジン」のオリジナル・レコーディング・メンバーであるオノ・ヨーコとクラウスが38年ぶりに同じステージに上がる。 ＜ジョン・レノン音楽祭事務局＞ tel：03-5452-0222
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