Brian Froud
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Brian Froud ブライアン・フラウド 通称、妖精作家。1947年、イギリスのウィンチェスター生まれ。メイドストン大学で美術を専攻し、グラフィックデザインを学ぶ。卒業後、多くの児童書の挿画を手がけるとともに、ロンドンで本や雑誌のジャケットや広告関連など多岐にわたって活躍。1978年、アラン・リーとの共著『Faeries フェアリー』妖精のイラスト185点 (2002再版) (邦訳はサンリオ出版/山室静:訳/廃版) が ベストセラーとなり有名に。その独創的なセンスを買われ、ジム・ヘンソン監督の映画「ダーク・クリスタル」(1982/conceptual designer)、「ラビリンス」(1986/conceptual designer, costume designer)のデザインを担当。ジム・ヘンソンのストーリーテラー (1987/conceptual designer ※TVシリーズ)、Little Nemo: Adventures in Slumberland (1992/conceptual designer) など数々の映像作品にも携わる。ファンタジーの世界を独特な世界観でロマンティックに美しく優しく、脈動感溢れるタッチで描きだしてくれる貴重な存在。著書は、『The Dreaming Place』『The Faerie's Oracle』(2000/妖精の占いカード66枚と本のセット。文:ジェシカ・マクベス)『The Goblins of Labyrinth』(1896/映画「ラビリンス」のコンセプチュアルアート集。現在入手困難。表紙はゴブリンたちに囲まれてニコニコのトビー赤ちゃん。「The Goblin Companion」には未収録のフルページイラスト数点あり。文:テリー・ジョーンズ。)『The Goblin Companion』(1996/「The Goblins of Labyrinth」の構成を変えて、映画との関連性無しに楽しめるようにしたもの。文:テリー・ジョーンズ。/ 邦『いたずら妖精ゴブリンの仲間たち 』)『Good Faeries, Bad Faeries』(1998/リバーシブル本/綺麗で可愛い妖精たち&ちょっぴり邪悪な妖精たち2つの画集が一冊に/文:テリー・ウィンドリング)、Lady Cottington Series 『Lady Cottington Pressed Fairy Book』(1994/ 文:テリー・ジョーンズ/ビクトリア朝時代の変人女性アンジェリカ・コティントンが作った「押し妖精(「押し花」の妖精バージョン)」アルバムを再現した本…という設定の画集。「コティングリー事件」のパロディ。)『Strange Stains and Mysterious Smells』(1996/文:テリー・ジョーンズ。アンジェリカ・コティントンの双子の兄弟であるクインティン・コティントンが残した妖精研究本という設定。タイトルに「Mysterious Smells」とあるように、特殊な印刷技術で「変なニオイ付き」;)『Lady Cottington's Pocket Pressed Fairy Book』(2000/ミニサイズ版)『Lady Cottington's Pressed Fairy Album』(2002/著者名:ユーフィーミア・コティントン??)『Are All the Giants Dead ?』(1975 / 人気作家メアリー・ノートンの児童文学にフラウドが挿絵を付けた初期の絵でペン画 / 邦訳『どっこい巨人は生きていた』猪熊葉子訳/岩波書店)『The Art of Faery』『The Runes of Elfland』(2003/ケルトの妖精とルーン文字についての民俗学的考察。24点の描き下ろしイラスト収録。文:民俗学者 Ari Berk)『The Runes of Elfland 』『Strange Stains and Mysterious Smells: Quentin Cottington's Journal of Faery Research』『The Winter Child』『The World of the "Dark Crystal"』(1982/映画「ダーククリスタル」のコンセプチュアルアート集。一時400ドルもしたプレミア本。2003年20周年記念に、細部までこだわり抜いた豪華装丁にて新装版として再版。こちらはゲルフリンの二人が、初版はスケクシスの親玉が表紙。)、Brian Froud's FAERIELANDS Series『The Wild Wood』(1994 / チャールズ・デ・リント:著 / プレミア本。)『Something Rich and Strange』(1994 / パトリシア・A・マキリップ:著 / プレミア本)『The Wood Wife』(1996 / テリー・ウィンドリング:著 / US版もあるがフラウドの絵はUK版のみ)『Brian Froud's the Runes of Elfland: Visions and Stories from the Faerie Alphabet』『Chelsea Morning』『Child of an Ancient City (Legend Books)』等。・・・おまけ。妻ウェンディは人形造形家で、人形写真のファンタジー絵本『A Midsummer Night's Faery Tale』(1999)『The Winter Child』(2001)『The Faeries of Spring Cottage』(2003) 続きものとして出版、文はいずれもテリー・ウィンドリング。