花の都 ゲント  (ベルギー)

作品No.10 (2006/10)

Belgium

この絵は、レイエ川を中央にして左手にグラスレイ(香草河岸)を、右手に聖ミヒェール教会を見た構図です。実際の景色は、左の小路には観光客が溢れ、橋の上には車や人が沢山行きかっています。見た通りには描けないので早朝のイメージで簡略化しました。川面の色と影に苦労しました。また、白鳥の描き方が稚拙なので途中で投げ出したくなりました。このゲント市の聖バーフ教会には、15世紀フランドル絵画の最高傑作、ファン・アイク兄弟作「神秘の仔羊」と言われる三連祭壇画があります。その前に立ったときは何とも言えず感動しました。絵にもピンからキリまであるのですね。

Top
Next
Back