6月6日

現地時間13時30分

TVをつけた。

・・・「CCさくら」がやっていた・・・

・・・やる気が200%ほど削がれた・・・・・・。

何が悲しゅうてフランスでアニメなんぞ見なければならないのだろう、しかもここフランスで一番最初のテレビがコレとは・・・
頭痛の頭をおさえながら窓際に立ちタバコに火をつける。
「・・・はあ」

朝7時半、まだ街行く人がまばらなうちにHotel des Artsを後にする。
先日予約したHotel de la Paixへ拠点を移す、⑧Ecole Militareからエッフェル塔広場の東側の道路を北に、半分くらいのところを東に入り、2つ目の路地を入ったすぐ側。
チェックインには時間があったのでバックをおろしてタバコをふかす、中からチェックアウトの客とオーナーのお婆ちゃんが見送りに出てきた。
ボケッと眺めているとタクシーのドライバーは平気でタバコをポイ捨てする、吸殻をタバコの箱に戻した自分の姿を見てたお婆ちゃんは笑顔を返してくれた。
9時前に中に入る、時間過ぎにフロントの女性、ゾッコが来た。
挨拶をし、ホテルのルールを聞く。

自分の部屋は5階だった、ここでは一番いい部屋を用意してくれたらしい。
縦部屋、ドアの側にベッド、左右にタンス、洗面所、シャワーを挟んで正面は路地の街中が見渡せる観音開きの窓。
周りのアパルトメントを一望すると、改めてヨーロッパなのを実感する。
更にはテレビ付、これで情報がよりつかめやすくなる。
キーは持ったまま、夜9時以降は自分でフロントのドアを開け閉めする。

バックを置いてホテルを出る、今日は南側でも見て周るか。
適当に南へ向けて足を進める、Dupleixの市場を冷やかしながら足の向くままに進んでみる。
ホテルの側にスーパーがあったので足を入れた、やはり食い物は安い。
精製された生ハム、鴨肉、ビールを買い込んで昼過ぎくらいにはホテルに戻って来ていた。

そして待望のテレビをつけ、失望を味わった。

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